NCI Building SystemsがOracle E-Business Suiteのサポートをリミニストリートに切り替え

米国の大手メーカー、削減したサポート費を顧客向けのデジタルインフラに投資、 過去2年間で1億2000万ドルの売上に貢献

ラスベガス(20161130日) SAP SE(NYSE:SAP)のBusiness SuiteBusinessObjectsHANA Databaseや、Oracle Corporation(NYSE:ORCL)のSiebelPeopleSoftJD EdwardsE-Business SuiteOracle DatabaseOracle MiddlewareHyperionOracle RetailOracle Agile PLMOracle ATG Web Commerceなど、エンタープライズソフトウェア向け独立系保守サービスを提供するグローバルリーディングカンパニーのリミニストリートは 、米国、メキシコ、カナダの商業・産業市場向けに金属建造物を製造する大手企業のNCI Building Systemsが、同社のOracle E-Business Suiteシステムのサポートをリミニストリートに切り替えたと発表しました。
NCIは、2014年にリミニストリートのサポートに切り替えると同時に、年間保守費用を50%削減し、高額で業務中断を強いられる強制的なEBS R12へのアップグレードを回避することができました。その結果、同社は節減したIT予算と解放されたリソースを、新たに顧客対応のための電子商取引ポータル構築に投資することが可能になりました。このポータルは2014年以来、すでに1億2000万ドルの売上に貢献しています。

NCIのExecutive Vice President兼 CIOのEric Brown氏は、次のように述べています。
「独立系サポートに移行して最初に実現できるコスト削減以外にも、すぐには実感できないメリットが数多くあります。当社はリミニストリートに切り替えるまで、業務時間の少なくとも50~60%をカスタムコードの作業、サポートチケットのログ取得、サポートからの応答待ち、解決法を見つけるためのウェブ検索などに費やしていました。しかし現在は、リミニストリートがサポートを手掛けてくれているため、ビジネスに戦略的に取り組めるだけの時間と費用が生まれました。実際には、それによって削減できた費用を、お客様向けのオンライン電子商取引サイトの構築に充てたのですが、その事業部門は過去2年間に1億2000万ドル以上の売上を生み出しています。」

NCIはリミニストリートに切り替え、コスト削減に加えデジタル変革を促進

NCIは2009年に、バックオフィスシステムのコストを削減する必要に迫られていました。Brown氏は、ソフトウェアベンダーのサポートプログラムは、受け取る価値に対して大変高額で、発行されたサポートチケットへの応答性という点でも非効率であり、NCIがカスタマイズしたEBSソフトウェアコードは対象外のため、サポート範囲が限定的であるという結論に達しました。さらにNCIは、現在利用中のEBSシステムのアップグレードに対しては、新しい機能も不十分であり、ビジネス上の価値を全く見出すことができませんでした。しかし一方で、ビジネス的見地からは、必要に応じてEBS 11iインスタンスをR12にアップグレードする権利は維持したいと考えていました。

Brown氏は、次のようにつけ加えています。
「リミニストリートに切り替えるオンボーディングプロセスの一環として、Oracle DatabaseとEBS R12.1.3などのアーカイブを作成したため、R12インスタンスに移行したい時にアップグレードできる安心感を得ることができました。」

NCIは、将来アップグレードできる権利に加え、追加費用なしで受けられるカスタマイズ部分のサポート、さらに優先度1のケースには15分以内の応答保証、各国の専任サポートエンジニア(PSE)への直接アクセス、年中無休24時間体制でのサポートなど、リミニストリートの高品質なサポートサービスを享受することができるようになりました。

さらにBrown氏は、次のように語っています。
「私にとってリミニストリートは信頼できるアドバイザーですが、それ以上に家族のような存在となっています。当社を訪れ、どのような戦略的取り組みを行うべきか、腰を据えて一緒に考えてくれます。そして、これまでEBSのサポートや保守の問題に、時間の大半を費やしていたチームのメンバーは、新しいツールや製品を通じて、長い間ビジネスに求められてきたシステムを実現することが出来ました。」

リミニストリートのSeth A. Ravin最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。
「リミニストリートは10年以上にわたり、NCIのような多くの組織がIT予算とリソースを再配分する方法を実践し、組織全体を革新し、生産性を改善し、業績を向上できるよう支援してきました。リミニストリートは今後も、革新性を維持し、独立系サポートモデル充実のために継続的な投資を行い、世界中のより多くの組織が当社の高品質かつ柔軟なエンタープライズソフトウェア向けサポートサービスのメリットを享受いただけるよう、全力で取り組んでまいります。」

詳細については、Twitter(@riministreet)で当社をフォローしてください。また、FacebookLinkedInをご覧ください。

 

リミニストリートについて

リミニストリート(Nasdaq: RMNI)は、エンタープライズソフトウェア製品とサービスのグローバルプロバイダーであり、OracleおよびSAPのソフトウェア製品に対する第三者保守サポートにおいて業界をリードしており、またSalesforceのパートナー企業でもあります。リミニストリートは、エンタープライズソフトウェアライセンシーにおいて、大幅にコストを削減し、イノベーションのためにリソースを解放し、より良好な業績結果を達成することが可能となる、プレミアムで、非常に応答性が高い、統合型のアプリケーション管理およびサポートサービスを提供しています。今日までに業界を問わず、フォーチュン500およびフォーチュングローバル100企業、中堅企業、公共セクター組織等を含む3,500社以上の顧客が、信頼できるアプリケーションエンタープライズソフトウェア製品とサービスのプロバイダーとして、リミニストリートにサポートを委託しています。詳細は、 https://www.riministreet.com/jp/ をご覧ください。またTwitter(@riministreet)、FacebookLinkedIn でリミニストリートをフォローしてください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、過去に関する事実ではなく、1995年米国民事証券訴訟改革法のセーフハーバー規定に定義する将来見通しに関する記述が含まれています。通常、将来見通しに関する記述には、「かもしれない」、「はずだ」、「だろう」、「計画する」、「意図する」、「予知する」、「考える」、「推定する」、「予測する」、「可能性」、「思われる」、「求める」、「継続する」、「将来」、「~する」、「期待する」、「見通し」などの単語や、その他類似の語句や表現が使用されます。本プレスリリースで後述する株式の公募引受により調達した資金の使途予定についてのリミニストリートの予想に関する記述は、全て将来見通しに関する記述です。これらの記述は、リミニストリートのビジネスに関連する多くのリスクおよび不確実性に左右されるものであり、実際の結果は大きく異なる可能性があります。これらのリスクおよび不確実性としては次のもの(ただしこれらには限定されない)が挙げられます。COVID-19のパンデミックの期間と当社の事業に与える経済的、業務的、財務的影響およびCOVID-19のパンデミックに対する政府当局、顧客または他者の対策。当社の事業、または当社の現在および将来の顧客の事業を混乱させる破局的な出来事、リミニストリートが活動するビジネス環境における変化(リミニストリートが活動する業界に影響を与えるインフレや金利、一般的な財務、経済、規制、および政治的な状況などを含む)。既存訴訟、政府当局による調査、又は新規訴訟における不利な展開。好条件で追加のエクイティ又はデットファイナンスによる資金調達の必要性および可能性と当社が成長するための取り組みとして、投資の増加に資金を提供するために、事業からキャッシュフローを生み出す能力。当社の流動性の基準を満たす現金および現金同等物の充足性。シリーズA優先株(13.00%)の条件および影響。税金、法律、および規制の改正。競合製品と価格設定。増益管理の困難性。近い将来に展開することが期待されている製品およびサービスに追加して、直近に発表した製品およびサービス(Application Management Service(AMS)、Rimini Street Advanced Database SecurityおよびSalesforce Sales Cloud並びにService Cloud製品に関するサービス等を含む)の顧客の採用。リミニストリートの経営陣の終任。リミニストリートの株式の長期的な価値の不確実性。リミニストリートが2020年8月5日に証券取引委員会に提出したリミニストリートのForm 10-Qによる四半期報告書の「Risk Factors」および2020年8月18日に終了したリミニストリートの普通株式の公募引受に関する2020年8月14日付の目論見書補完書類に記載している事項、および適宜それら事項についてリミニストリートがSECに提出するその他書面に更新される事項。さらに、将来見通しに関する記述には、本プレスリリースの発表時点でのリミニストリートの将来の事象に関する期待、計画、または予測、および考えが示されています。リミニストリートは、後発事象や今後の進展がリミニストリートの評価を変える原因になると予想しています。ただし、リミニストリートは、これらの将来見通しに関する記述を将来のある時点で更新することを選択する可能性がある一方で、法律で要求されていない限り、そのような義務を明示的に否認いたします。これらの将来見通しに関する記述は、本プレスリリース発行日後の時点におけるリミニストリートの評価を表すものとして依拠されるべきではありません。

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