リミニストリートが欧州で売上高を67%増加、欧州事業を拡大

スウェーデンに新たな営業所を開設し、従業員を前年比で51%増員

ラスベガス、ロンドン 2016年11月10日– SAP SE(NYSE:SAP)のBusiness SuiteBusinessObjectsHANA Databaseや、Oracle Corporation(NYSE:ORCL)のSiebelPeopleSoftJD EdwardsE-Business SuiteOracle DatabaseOracle MiddlewareHyperionOracle RetailOracle Agile PLMOracle ATG Web Commerceなどエンタープライズ ソフトウェア向けの独立系保守サービスを提供するグローバルリーディングカンパニーであるリミニストリートは、Oracle社とSAP社のエンタープライズ・ソフトウェアを対象とするプレミアムサポートに対する需要の高まりを受け、欧州でのプレゼンスと投資が拡大したことを発表しました。
当地域の売上高は、2016年9月30日締めの12カ月間において、67%増加しました。また、2016年9月30日時点で、当地域の契約顧客総数も前年比で41%増加しました。この高まる顧客需要に応えるために、リミニストリートはスウェーデンのストックホルムに新たな営業所を開設して欧州でのプレゼンスを拡大するとともに、現在英国ロンドンにある営業所のスペースを倍増しました。さらに、従業員についても2016年9月30日時点で前年比51%の増員を実施しました。

当地域の市場状況は「またとない機会」

この地域の共通点は、現在CIOが直面しているIT環境全体の投資利益率(ROI)の最大化というプレッシャーです。さらに、それと同時にCIOは、企業が成長・発展して競争力を維持するために、モバイル、ビッグデータ、クラウドといったデジタル変革の取り組みに対する投資を増やす必要があるという指示を、CEOや企業内の様々な部門から受けています。
しかし、ガートナーが年次で発表しているCIO Agenda Reportによれば、ドイツで調査したCIOの42%が、自社のIT予算は変化しないと予測しています1。フランスでは、調査したCIOの24%が、自社においてIT支出の減少に直面していると答えました2。またデロイトが実施した最近の調査によれば、英国の最高財務責任者(CFO)の58%が、EU離脱によって今後3年間に設備投資が減少すると予測しています3
このように既存のITインフラなどの設備投資を減額すると同時に、成長に向けた戦略的取り組みに利用する資金を確保するための方法を企業が模索する中で、リミニストリートのエンタープライズ・ソフトウェア向けサポートに対する需要が加速しています。企業は、保守サポートをベンダーのサービスからリミニストリートに切り替えることで、年間保守料金を即座に50%削減でき、総保守費用を最大90%まで削減して貴重な資金を他の重要な取り組みに割り当てることが可能になります。

英国の大手設計企業Atkins社のコーポレートシステム担当ディレクターであるRandy Martin氏は、次のように述べています。
「当社ではアプリケーションの特定部分をカスタマイズしているため、Oracle社からは常にその部分に対するサポートを受けることができず、自社で新たに追加するカスタマイズはすべて避けるようにしていました。そしてカスタマイズ部分については自社でサポートシステムを用意しなければならないことから、ベンダーの高い年間保守費用をさらに超過する形で総保守費用がかさんでいました。リミニストリートの場合は、カスタマイズ部分のサポートが標準の保守サービスモデルに含まれています。リミニストリートの保守に切り替えたことで、私たちは全社的により戦略的な取り組みに資源を再投資することができるようになりました。」

リミニストリートは2012年にロンドンに欧州本社を開設し、近年の成長に対応するため営業所の規模を倍増しました。さらに、2016年5月にストックホルムに営業所を開設しました。リミニストリートは現在、Albani Group GmbH、Atkins Global PLC、Aurivo Co-operative Society Ltd、Brand Energy and Infrastructure Services、Cape PLC、Vinci Energies Systemes d’Informationなど、各国の大手企業を含む欧州の168以上のグローバル組織にサービスを提供しています。

リミニストリートで欧州地域のマネジングディレクターを務めるJill Harrisonは、次のように述べています。
「CIOたちが自社の将来のために投資を保守からデジタル化に移すことの重要性を一貫して認識している中で、当社は広く欧州で大幅な成長を果たしてきました。多くのCIOの意見は、すでに安定して稼動するERPシステムのROIを最大化すると同時に、より戦略的なプロジェクトによって自社事業を改善するための資金と資源をいかに確保するかといったことに集約されています。リミニストリートの独立系保守サポートを活用することで、こうした企業はベンダーから強要される強制的なアップグレードから解放されます。多くのアップグレードは資源に大きな負担を与えるだけでなく、事業に貢献する価値はほとんど生み出しません。」

1 Gartner, February 2016 CIO Agenda: A Germany and DACH Region Perspective.

2 Gartner, February 2016 CIO Agenda: A France Perspective.

3 Deloitte, The Deloitte CFO Survey, Q2 2016.

リミニストリートについて

リミニストリート(Nasdaq: RMNI)は、エンタープライズソフトウェア製品とサービスのグローバルプロバイダーであり、OracleおよびSAPのソフトウェア製品に対する第三者保守サポートにおいて業界をリードしており、またSalesforceのパートナー企業でもあります。リミニストリートは、エンタープライズソフトウェアライセンシーにおいて、大幅にコストを削減し、イノベーションのためにリソースを解放し、より良好な業績結果を達成することが可能となる、プレミアムで、非常に応答性が高い、統合型のアプリケーション管理およびサポートサービスを提供しています。今日までに業界を問わず、フォーチュン500およびフォーチュングローバル100企業、中堅企業、公共セクター組織等を含む3,500社以上の顧客が、信頼できるアプリケーションエンタープライズソフトウェア製品とサービスのプロバイダーとして、リミニストリートにサポートを委託しています。詳細は、 https://www.riministreet.com/jp/ をご覧ください。またTwitter(@riministreet)、FacebookLinkedIn でリミニストリートをフォローしてください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、過去に関する事実ではなく、1995年米国民事証券訴訟改革法のセーフハーバー規定に定義する将来見通しに関する記述が含まれています。通常、将来見通しに関する記述には、「かもしれない」、「はずだ」、「だろう」、「計画する」、「意図する」、「予知する」、「考える」、「推定する」、「予測する」、「可能性」、「思われる」、「求める」、「継続する」、「将来」、「~する」、「期待する」、「見通し」などの単語や、その他類似の語句や表現が使用されます。本プレスリリースで後述する株式の公募引受により調達した資金の使途予定についてのリミニストリートの予想に関する記述は、全て将来見通しに関する記述です。これらの記述は、リミニストリートのビジネスに関連する多くのリスクおよび不確実性に左右されるものであり、実際の結果は大きく異なる可能性があります。これらのリスクおよび不確実性としては次のもの(ただしこれらには限定されない)が挙げられます。COVID-19のパンデミックの期間と当社の事業に与える経済的、業務的、財務的影響およびCOVID-19のパンデミックに対する政府当局、顧客または他者の対策。当社の事業、または当社の現在および将来の顧客の事業を混乱させる破局的な出来事、リミニストリートが活動するビジネス環境における変化(リミニストリートが活動する業界に影響を与えるインフレや金利、一般的な財務、経済、規制、および政治的な状況などを含む)。既存訴訟、政府当局による調査、又は新規訴訟における不利な展開。好条件で追加のエクイティ又はデットファイナンスによる資金調達の必要性および可能性と当社が成長するための取り組みとして、投資の増加に資金を提供するために、事業からキャッシュフローを生み出す能力。当社の流動性の基準を満たす現金および現金同等物の充足性。シリーズA優先株(13.00%)の条件および影響。税金、法律、および規制の改正。競合製品と価格設定。増益管理の困難性。近い将来に展開することが期待されている製品およびサービスに追加して、直近に発表した製品およびサービス(Application Management Service(AMS)、Rimini Street Advanced Database SecurityおよびSalesforce Sales Cloud並びにService Cloud製品に関するサービス等を含む)の顧客の採用。リミニストリートの経営陣の終任。リミニストリートの株式の長期的な価値の不確実性。リミニストリートが2020年8月5日に証券取引委員会に提出したリミニストリートのForm 10-Qによる四半期報告書の「Risk Factors」および2020年8月18日に終了したリミニストリートの普通株式の公募引受に関する2020年8月14日付の目論見書補完書類に記載している事項、および適宜それら事項についてリミニストリートがSECに提出するその他書面に更新される事項。さらに、将来見通しに関する記述には、本プレスリリースの発表時点でのリミニストリートの将来の事象に関する期待、計画、または予測、および考えが示されています。リミニストリートは、後発事象や今後の進展がリミニストリートの評価を変える原因になると予想しています。ただし、リミニストリートは、これらの将来見通しに関する記述を将来のある時点で更新することを選択する可能性がある一方で、法律で要求されていない限り、そのような義務を明示的に否認いたします。これらの将来見通しに関する記述は、本プレスリリース発行日後の時点におけるリミニストリートの評価を表すものとして依拠されるべきではありません。

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