「2018年1月8日、同控訴裁判所は、2015年の間及びそれ以降の裁判において、Oracleに有利に下された損害賠償に関する判決を覆し、同控訴裁判所により執行がすでに延期されていた差し止め請求を含め、その他の判決も無効としました。また、同控訴裁判所は、リミニストリートのCEOであるセス・ラヴィン(Seth A. Ravin)に対して下されたすべての裁定及び判決を覆しました。更には、同控訴裁判所は、少なくとも2014年7月以降使用されていないとリミニストリートが主張するプロセスに関して、「善意の」著作権侵害との陪審員の評決を支持し、リミニストリートは『Oracleのダイレクト保守サービスとの正当な競争の下、Oracleのエンタープライズソフトウェアに関する第三者保守サポートサービスを提供している』と述べました。そのため、これらのリミニストリートに有利な同控訴裁判所の判決に基づき、Oracleから約5,000万ドルの返還を受けることになり得ます。
2018年1月22日、リミニストリートは、Oracleから追加的な3,200万ドルまで(同控訴裁判所の裁定に基づく約5,000万ドルに追加する、更なる3,200万ドル)の金額を回復するため、同控訴裁判所に大法廷による再口頭審理(a hearing en banc)を求めました。 2018年3月2日、同控訴裁判所は、当該再口頭審理を却下しました。
リミニストリートは、同控訴裁判所の裁定に基づく、Oracleから約5,000万ドルの返還を受けることに関する訴訟手続きを進め、更なる控訴についての選択肢(潜在的な米国最高裁判所への控訴を含む)を検討し、及び、Oracleによる不当な反競争的行為に対するリミニストリートの主張を含め、Oracleを相手とする審理中の訴訟の遂行を継続します。