台湾の大手電子部品販売代理店が、Oracleの年間保守サポート費用を削減し、 フルサポートを受けるためだけのアップグレードは止め、年間保守サポート料金も削減
2020年6月16日、ラスベガス – エンタープライズソフトウェア製品を対象としたサポートサービスを世界的に提供する、OracleおよびSAPソフトウェアの第三者保守サポートの業界リーダーで、SalesforceのパートナーであるRimini Street, Inc.(Nasdaq:RMNI)は、本日、台湾の大手電子部品販売代理店であるSupreme Electronicsが、Oracle E-Business SuiteアプリケーションおよびOracle Databaseソフトウェアのサポートをリミニストリートに切り替えたことを発表しました。Supreme Electronicsは、サポートをリミニストリートに切り替えたことで、年間の保守サポート費用を即座に50%削減することができました。また、これまでベンダーからは受けられなかったような、非常に応答の早いプレミアムレベルのサポートを受けることができるようになりました。同社は、Oracleソフトウェアのアップグレードについて評価を行ってきましたが、追加コストやビジネスの中断を正当化できるだけの新しく具体的なビジネス価値を見出すことができませんでした。リミニストリートの第三者保守サポートの下で、同社は、現在のOracleソフトウェアリリースを少なくとも15年間、アップグレードや移行の心配をせずに運用できるようになりました。
デューディリジェンスにより確認されたリミニストリートの実績のある保守サポートモデル
1987年に設立されたSupreme Electronicsは、台湾第3位の電子部品販売代理店であり、中国や東南アジアでも事業を拡大しています。同社では、堅牢なOracleアプリケーションとDatabaseソフトウェアを利用して、部品の販売管理や競争の激しい市場での販売機会の開拓を行うチームの支援を行っています。Supreme Electronicsは、Oracleの保守サポートに支払っている高額な費用を削減する方法や、ベンダーから受けているサポートよりも応答の早い高品質なサポートを探し求めた結果、第三者保守サポートにたどり着きました。Supreme Electronicsは、リミニストリートと模擬運用を行い、ケースチケットを上げて、非常に応答の早いサポートモデルを実践してみることで、ケースがどのように迅速かつ正確に解決されるかを確認しました。最終的にいくつかのテストを成功させ、台湾の金融監督管理委員会(FSC)と国際財務報告基準(IFRS)の厳格なコンプライアンス基準を満たした後、リミニストリートはSupreme Electronicsからの信頼を勝ち得ることに成功し、同社は保守サポートをオラクルからリミニストリートに切り替えました。
「第三者保守サポートサービスの導入が成功する条件の1つは、経験豊富なプロフェッショナルのオラクル製品のシステムエンジニアに当社のIT部門に参加してもらい、エンタープライズシステムを日常的にサポートできるようにすることでした」と、Supreme Electronicsの情報および人事担当ディレクターであるJason Lue氏は述べています。「リミニストリートが提供する保守サポートサービスは、Oracleから提供されていたものよりも非常に高品質で応答が早く、さらにカスタマイズした部分のサポートや、ベンダーが提供していなかったパフォーマンスの高いサポートを提供してくれます。」
Supreme Electronicsは、現在EBS 11.5.10.2を運用していますが、新しいアップデート、修正、CPU、さらに税金、法律、規制に関する最新情報をベンダーから受けられなくなっています。現在、12.1以前のすべてのOracle E-Business Suiteリリースは、Oracleによる完全なサポートが受けられません。また、Oracle Database 11 gリリースも運用していますが、2020年末をもって、ベンダーによる完全なサポートが受けられなくなります。Supreme Electronicsは、リミニストリートの保守サポートにより、ベンダーからリミニストリートに切り替えた時点から最低15年間、現在のOracleシステムのサポートを受けることができます。
地域を基盤とした非常に応答の早いサポート
Supreme Electronicsには、リミニストリートのすべてのクライアントと同様に、専任のサポートエンジニア(プライマリーサポートエンジニア:PSE)が担当しています。このプライマリーサポートエンジニアは、Oracleソフトウェアに関して平均15年の経験を持ち、機能的なテクニカルエキスパートチームが24時間365日体制で対応しています。また、クライアントは、優先度1のお問い合わせケースには15分の応答時間という、業界をリードするリミニストリートのサービスレベル契約(SLA)を結んでいます。
「リミニストリートは細部にまで注意を払い、ERPサポートを提供するために、必要な業界知識を持ったシニアエンジニアを配属してくれています。その中には中国語が話せるエンジニアもいます。このような特化したサービスと地域的な専門知識は、ベンダーがなしえなかった問題解決に役立ちました」とLue氏は付け加えました。
「厳しい模擬運用を成功裏に完了し、Supreme Electronics社のOracle EBSおよびDatabaseソフトウェアのコンプライアンスと会計基準を満たして、同社に保守サポートを提供できることを光栄に思います」と、リミニストリートの東南アジアおよび中華圏担当地域ゼネラルマネージャーであるAndrew Seowは述べています。「多くの台湾企業は、大幅にカスタマイズされたERPシステムを運用しており、それらはベンダーから完全にはサポートされません。さらに、会計報告や財務報告に際しては、遵守すべき政府の厳しい要件があります。リミニストリートの柔軟で高度にカスタマイズされた保守サポートサービスにより、企業のミッションクリティカルなアプリケーションやソフトウェアがグローバルな要件に準拠していることが保証されます。また、不要なアップグレードや移行を回避しながら投資収益率(ROI)を最大化することが可能です。」