合併後の社名はRimini Street, Inc.とし、5000万ドルの資金調達後、証券コード「RMNI」でNASDAQに上場
ラスベガス発、2017年10月11日 – エンタープライズソフトウェア製品とサービスの世界的プロバイダーで、Oracle®およびSAP® ソフトウェアの第三者保守サポートにおいて業界をリードする リミニストリート(Nasdaq: RMNI)は、GP Investments Acquisition Corp.(以下「GPIAC」)との合併を完了したことを発表しました。合併後もRimini Street, Inc.の社名は維持されます。また、合併後の会社の普通株式はNASDAQに上場され、”RMNI”という証券コードで10月11日より取引が開始されました。
合併対価として、1株当たり10ドルと評価されたGPIACの普通株式約6,560万株がリミニストリートの株主へ交付されました。また、今回調達された5000万ドルの資金には、1株当たり10ドルでのGP Investments, Ltd.の関連会社に対する360万株の株式発行、およびリミニストリートの最大の株主であるAdams Street Partnersによる3度目の出資から得られた現金が含まれています。当該資金は、貸借対照表(バランスシート)上の現金の追加、総負債額の削減、特定の取引費用の支払いに充てられました。
合併後の会社は、リミニストリートの創設者でありCEO兼取締役議長でもあるSeth A. Ravinをトップとするリミニストリートの経営幹部チームが引き続き管理します。本取引に伴い、リミニストリートの取締役会のメンバーが7名から9名に増員されました。Ravinおよびその他のリミニストリートの取締役会の全ての現メンバーは、新たに取締役会に加わったAntonio Bonchristiano(GP Investments, Ltd.のCEO)およびAndrew Fleiss(GP Investments, Ltd.の業務執行取締役)と共に、今後も各自の役職を継続します。
リミニストリートのCEOであるRavinは次のように述べています。
「リミニストリートは、価値を追い求める革新的なサポートソリューションと、エンタープライズソフトウェアライセンスを利用する企業のグローバルなニーズを満たす卓越したサービスを提供することにより、46四半期連続で増収を達成してきました。今回の合併と株式公開企業への移行により、合併後の当社は、ソフトウェア保守およびサポートに関する1600億ドル規模のグローバルな有効市場をより十分に活用するための体制をさらに強固なものにするでしょう。当社は、今回の合併、資金調達、資本市場への参入により生まれた新たな機会を利用することで、組織的に、または潜在的な戦略的買収を通じて、新しい市場や地域において当社独自のサービスパッケージや機能を拡張していく計画です。」
各種アドバイザーについて
Cowenはリミニストリートの財務および資本市場アドバイザーを務め、Citigroup Inc.はGPIACのアドバイザーを務めました。また、Wilson、Sonsini、Goodrich & Rosati、P.C.、Cooley LLPの各社はリミニストリートのリーガルアドバイザーを務め、Skadden、Arps、Slate、Meagher、Flom LLPの各社はGPIACのリーガルアドバイザーを務めました。