2011年のハードウェアの更新に伴ってSAP ECC 6.0へとアップグレードを行い、さらなる機能向上を目指しましたが、この頃からさまざまな課題と不満が顕在化してきました。 まず、アップグレードに伴って予想以上に多額のコスト負担が発生したのに加え、更新作業に膨大な工数がかかり、関係スタッフが相当量の時間的リソースを割かなければ ならなかったのは大きな問題でした。
マスプロ電工ではSAP ERP 6.0を導入し、会計モジュールを中心に各種システムと連携 させながら、管理会計を含む本社機能の中核を担うソフトウェアとして活用しています。
西松建設では、2011年にOracle EBS 12.1.2を導入し、会計モジュール(GL, AP)を中 心に、日本および東南アジアの7カ国でおよそ150ユーザーが活用しています。ユー ザーニーズに応えるためのカスタマイズを継続的に実施しながら、現在は安定運用を 維持しています。
プロトンは、創業35年以上のマレーシア初の国産自動車会社です。 国の厳しい経済状況に直面し、同社のすべての部門で経費を削減する必要がありました。 プロトンは、全体の運営費の30%削減を目指しました。