「当社が達成した大幅なコスト削減は、企業の重要なIT業務に一切影響を及ぼすことなく、将来の画期的なイノベーションを支える技術と専門知識への投資を可能にしました。」

— Hyundai Motor Group、クラウド テクノロジー チーム責任者、Heegon Kim 氏

1967年に創業したHyundai Motorsは、韓国の自動車製造業を確立する主要な先駆者となりました。 今日、Hyundai Motor Groupは、新しい輸送革命の最前線に立ち、業界の次世代AI搭載車の取り組みを行っています。

Hyundai Motorsは、安全な自律運転モードが当たり前になるというビジョンの実現を目指しています。 水素燃料電気自動車や人工知能をベースとしたパーソナルモビリティソリューションなどの次世代技術は、自動車製造業界全体にとって大きな前進を意味します。 このような目標を実現するうえで、企業のITインフラの強化とそれに伴うサポートチームのスキル向上に、継続的な投資を行うことが鍵となります。 この戦略により、多国籍メーカーの多様な事業を、あらゆる面で継続的に強化できます。

未知の領域を開拓する自信

同社のIT部門では、新しいテクノロジーに投資する予算が増大し続けてしまうことを回避するため、すべての支出と費用を体系的に精査しています。 継続的な財務分析を行った結果、Oracle Databaseの保守にアプリケーションベンダーではなく独立系第三者保守サポートプロバイダーを利用することで、大幅なコスト削減の機会を得ることができました。

クラウドテクノロジーチームの責任者であるHeegon Kim 氏は、こう振り返っています。「予算の最適化はすべての企業にとっての優先事項ですが、Oracleに依存している当社にとっては特にそう言えます。Oracle Databaseの保守費用は購入費用の20％以上を占め、年々増加していたため、予算の最適化が懸念事項となっていました。とはいえ、これまでずっと主な課題となっていたのは、Oracle環境の稼働時間を最大限確保することでした。」

「Hyundai Motorsにとって、Oracle Database上で実行されるタスクはビジネス上不可欠なものであり、あらゆるレベルにおける業務の混乱を防ぐことは、会社全体としての最重要事項です。」

さまざまな選択肢を調査して競合評価プロセスを実施した後、ITチームにより選択肢の絞り込みが行われました。「大量のグローバルなサービス要求に効率的に対応できる独立系保守プロバイダーの効果性と、 Oracleによる技術サポートのレベルに匹敵、 むしろそれを上回るサービスが最終的な決め手となりました。」とKim氏は述べます。

リミニストリートの低コストで優れたサポート

Hyundai Motor Groupは、Oracle Databaseの保守にリミニストリートを選択し、ソフトウェアベンダーによる直接サポートの年間コストを50%節約できました。 Kim氏は次のように喜びを語ります。「リミニストリートは、Oracleよりも高い水準のサービスを提供し、ソフトウェアベンダーでは対応してもらえないシステム固有の問題も解決してくれます。提供されるガイダンスの精度が高く、データベースチームも非常に満足しています。」

同社はまず、独立系第三者保守サポートプロバイダーとの提携を1年の契約で試してみることにしました。 「最初の1年で、リミニストリートのサポート品質の高さが実証されました。 こちらが問い合わせたデータベース関連の問題を、Oracleよりも迅速かつ効果的に解決してもらえました。最初の契約をさらに数年延長することに何のためらいもありませんでした」とKim氏は述べています。

また、「契約範囲を拡大し、Oracle Databaseに加えて、さらに多くのグループ会社や海外拠点でも利用することにしました。」とも付け加えています。

韓国の大手企業数社からHyundai Motor Group に、リミニストリートとの連携に関する経験とメリットについて相談が寄せられるようになっています。 Kim氏は次のように話します。「多くの企業から相談を受けており、リミニストリートの満足度や、Oracleサポートから切り替えた結果得られた多くのメリットについて、常にオープンに共有しています。」

「当社が達成した大幅なコスト削減は、企業の重要なIT業務に一切影響を及ぼすことなく、将来の画期的なイノベーションを支える技術と専門知識への投資を可能にしました。」