回答者の79%が現在のVMwareソフトウェアに満足していると回答しており、大半のユーザーはサポートを受けられれば永久ライセンスのソフトウェアを引き続き利用したいと考えている。
(米国ラスベガス – 2024年12月16日) – エンタープライズソフトウェアのサポート、イノベーションソリューションをエンドツーエンドで提供するグローバル企業であり、Oracle、SAP、VMwareソフトウェアに対する第三者保守サービスの主要なプロバイダーであるRimini Street, Inc. (Nasdaq: RMNI)は、「VMwareに関する洞察と戦略:進化するハイパーバイザー市場のナビゲーション」という調査の結果を発表しました。リミニストリートがスポンサーを務めたこの調査は、2024年第3四半期に110社以上のVMware顧客を対象に実施され、ハイパーバイザープロバイダーのBroadcomによる買収以来、価格体系や新しいサブスクリプションバンドルの変更にVMware顧客がどのように対応しているかを調査したものです。
データの分析の結果、調査対象となったVMware顧客のほぼすべてが、VMwareのロードマップをコントロールするための方法を模索しており、ハイパーバイザー市場の激しい変化の中で、コスト削減、時間の余裕を増やすこと、そして組織の安定性の向上に重点を置いていることが明らかになりました。
顧客は、現在のVMwareソフトウェアの価値を最大化しながら、ハイパーバイザーの選択肢を検討している
調査回答者の大半(79%)は、現在の永久ライセンスのVMwareソフトウェアがビジネスニーズを満たしていると回答しています。VMwareの顧客は永久ライセンスを放棄し、サブスクリプションモデルに切り替えることを余儀なくされており、製品のバンドル方法の変更に伴い、多くの顧客にとって大幅な値上げとなったため、代替ハイパーバイザーを求める組織が出てきました。
しかし、調査結果によると、回答者の99%が、サポートを受けられるのであれば、現在の永久ライセンスのソフトウェアを使い続けることを検討すると回答しています。
こうした状況を踏まえ、顧客は徐々にVMwareの代替製品を求めるようになっています。調査回答者の96%が、VMwareの代替製品を評価する上でロードマップ・サービスに価値を見出していると回答しています。実際、回答者の98%は、VMware製品の少なくとも一部について、すでに代替製品を使用している、または使用を計画している、あるいは代替製品を検討していると回答しています。市場の不確実性やBroadcomの方針に対する懸念が高まる中、調査対象者の92%は今後12~18か月以内にVMwareがさらに値上げを行うと予想しています。
Rimini Custom™グループ副社長であるRodney Kenyonは次のように述べています。「ベンダーの強制的なサブスクリプションモデルにより永久ライセンスの管理権を放棄することは、ローンを完済した自宅の鍵を大家に渡して同じ家を借りるようなものです。この調査結果は、VMware顧客はソフトウェアに満足している一方で、価格上昇やライセンス変更を懸念しており、代替戦略を模索していることを浮き彫りにしています。リミニストリートは、業界をリードする受賞歴のあるサポートにより、VMwareを含む世界中の数千社のお客様が現在使用しているエンタープライズソフトウェアのリリース期間と価値を延長できるよう支援してきました。代替ソリューションよりも、既存のVMware環境を維持することを希望する組織にとっては、サードパーティによるサポートは強力なオプションとなります。当社は、お客様が現在使用しているソフトウェアの包括的なサポートと最適化を提供するとともに、戦略的なロードマップ計画の策定と実行も支援しています。」
AIとクラウド・ハイパーバイザーの市場変革に関する追加調査結果
回答者の71%がハイパーバイザー市場に最も影響を与えるものとしてクラウドネイティブ・ソリューションを挙げており、回答者の70%が大きな影響としてAIを挙げています。ハイパーバイザーの状況は、新たなクラウドネイティブ技術、AIの革新、新たなコンピューティングオプションに牽引され、変革を遂げつつあり、今後数年間で顕著な変化が市場にもたらされるため、永久ライセンスを持つ顧客には、進化するニーズに対応する新しいソリューションを模索しながら、システムをより長く稼働させ続けるインセンティブが高まっています。
リミニストリートは、サポートに加え、VMware顧客がコストを最適化し、複雑さを軽減するための最適な戦略を評価・決定できるよう、専門家によるガイダンスとロードマップ・サービスを提供しています。
「VMwareに関する洞察と戦略:進化するハイパーバイザー市場のナビゲーション」詳しい調査内容はこちらをご覧ください。