中期経営計画で目指す、社内ITリソースの適正化を実現
東京(2017年8月25日)- Oracle® およびSAP®などエンタープライズソフトウェア向けの独立系保守サービスを提供するグローバルリーディングカンパニーのリミニストリートは、セゾン情報システムズが、自社で活用するSAP ERPの保守サポートを、ベンダーのサービスからリミニストリートに移管したことを発表いたします。
リミニストリートのサポートに切り替えたことで、同社はSAP ERPにかかる維持運用にかかるリソースを適正化(構造改革)することに成功し、価値を高められる戦略的な取り組みにリソースを振り分けることが可能になりました。セゾン情報システムズでは、2006年にSAPのERPを導入し、バージョンをECC 6.0まで上げて利用を継続しています。
同社 情報システム部の高橋秀治 氏は次のように述べています。
「SAP ERPの導入当時は、社内の仕組みを自動化し効率的に物事を進めていくと言う観点では、機能的に優れており、当社の求めるニーズを満たしていました。一方、システムが安定稼働しているにもかかわらず、決して安くない維持運用にかかる固定費を継続的に支払い続けることのデメリットは大きいと感じていました。我々は何のために存在するのか、大事にする価値とは何なのかを自ら問わなければなりませんでした。その結果、維持運用に注力しすぎたために、本来やるべきことが出来ていなかったのではないかと内省するに至りました。従来から維持運用にかかっていたリソースを新しい価値に変換すること、仕事のやり方の構造を変革することが必要だったのです。その一つのきっかけとして、リミニストリートを選択することにつながりました。おかげで現在は、当社を担当するリミニストリートの専任サポートエンジニアによるプレミアムレベルのサポートを受けられるようになり、ERPシステムの維持運用にリソースを奪われるのではなく、価値を高める取り組みにリソースを集中することができるようになりました。」
すべてのリミニストリートのお客様には、専任サポートエンジニア(PSE:Primary Support Engineer)が指名され、24時間365日にわたるサポート体制を備えています。PSEは、お客様が活用されているソフトウェアに対して平均15年のサポート経験を持つベテランエンジニアばかりです。加えて、業界をリードする当社のSLAでは、重大なケースにおいて15分以内の応答を確約しています。さらに、現行のシステムをアップグレードなしで少なくとも15年間稼働させることを可能にしています。
日本リミニストリート株式会社 北東アジア総括ジェネラルマネージャー 兼 日本支社長の脇阪順雄は次のように述べています。
「流通・金融向けソリューションを中核に、独自のサービスを展開するセゾン情報システムズ様では、SAPのソフトウェアに対するこれまでの多大な投資による価値を最大化すると同時に、今後のIT投資によるリターンを最適化することに重きを置いていらっしゃいますが、これは現在多くの日本企業が抱えているニーズでもあります。リミニストリートのサポートを活用いただければ、セゾン情報システムズ様と同様に、現行バージョンのSAPシステムを少なくとも15年間は費用対効果の高い状態で利用し続けることができると同時に、IT予算を顧客への価値提供や、競争優位性を獲得するための戦略的な分野へ投資することができます。数多くの受賞歴を持ち、市場で認められたリミニストリートのサポートなら、お客様の中核となっているERPシステムをベストな状態で維持し、予算をよりプラオリティの高い戦略的なビジネス領域に集中できるよう導くことができます。」