カカオは削減した時間、予算、スタッフの負荷を重要な戦略イニシアチブの推進に活用
2020年5月11日、ラスベガス – エンタープライズソフトウェア製品を対象としたサポートサービスを世界的に提供する、OracleおよびSAPソフトウェアの第三者保守サポートの業界リーダーで、Salesforceのパートナーであるリミニストリート (Nasdaq:RMNI)は、韓国の大手インターネットおよびモバイルメッセージング企業であるカカオが、Oracle Databaseのサポートをリミニストリートに切り替えたことを発表しました。この結果、カカオは、リミニストリートに切り替えた時点から最低15年間、アップグレードの必要がなく、ミッションクリティカルなOracle Databaseインスタンスに対する高品質で迅速なサポートを受けられるようになります。また、年間サポート料を50%削減することができました。現在、カカオはデータベースに対するサポートレベルの大幅な向上を達成しただけではなく、ITロードマップのコントロールを自社に取り戻し、時間や予算、人材という限られたリソースを柔軟に活用して企業全体の戦略的なイニシアチブに振り向けることができるようになりました。
データベースのメンテナンスコストを削減し、戦略イニシアチブのためのリソースを確保
カカオはKakaoブランドの下、モバイルメッセージングのKakao Talkや、ゲーム、音楽、メール、検索、ニュースといったサービスポートフォリオを運営し、日々これらのサービスを数万人のユーザーに提供しています。カカオは、堅牢なデータベースシステムに満足しつつも、投資対効果が低いデータベースのサポートに関する全体的な支出を削減したいと考えていました。このことからカカオは、毎年メンテナンスのためにベンダーに支払っている高額な料金を低減し、フルサポートを維持するためだけに行われる強制的なアップグレードから解放されるためのオプションとして、第三者保守サポートを検討するようになりました。厳密なデューデリジェンスの後、カカオが選択したのがリミニストリートでした。
カカオのデータプラットフォームチームのリーダーであるTonny Yi氏は次のように述べています。「当社の戦略は、現在使用しているOracle Databaseを最終的にMySQL、Maria、PostgreSQLのようなオープンソースのデータベースに移行することです。リミニストリートへの切り替えにより、データベースのメンテナンス料金を大幅に削減でき、現在、私のチームでは、こうしたデータベース移行のようなビジネスを改善するための取り組みに集中できるようになりました」
Yi氏は「さらに、専任サポートエンジニア(プライマリーサポートエンジニア)とリミニストリートのスペシャリストのチームから、迅速なサービスや専門的なサポートも受けられています」とも述べています。
革新的、安全で中断のないグローバルサービス
すべてのリミニストリートのお客様と同様、クライアントのソフトウェア環境に関して平均15年の経験を持つテクニカルエキスパートからなるチームを率いる、熟達したプライマリーサポートエンジニア(PSE)がカカオを担当しています。リミニストリートのエンジニアは、パフォーマンスや相互運用性の問題に関するサポートを含むあらゆる問題をサポートし、優先度1のケースには、対応時間15分以内という業界トップレベルのサービスレベル契約(SLA)で対応します。世界中の社員と独自開発のサポートシステムとプロセスで、お客様に中断のないサポートを提供します。
リミニストリートの韓国のリージョナル ジェネラル マネージャHyung-wook “Kevin” Kimは次のように述べています。「モバイルインターネットとメッセージングで革新を続けるカカオに、リミニストリートのサポートサービスを選択いただいたことをとても光栄に思います。リミニストリートに切り替えることで、カカオのデータプラットフォームチームは、データベースに対して非常に対応が早いサポートを受けることができるほか、(ベンダーの)フルサポートを維持するための強制的なアップグレードを行う必要もなくなり、オープンソースへの移行戦略を実行することができます」