急速に変化するITの展望を切り開くには、財務部門と技術部門のリーダーの連携が不可欠です
現代のビジネス課題として、組織の成功のためにCFOとCIOの役割をより密接なものにすることが求められています。世界の約3,000人(日本の250人を含む)の経営幹部を対象としたこの調査では、財務部門とIT部門のリーダーがどのように協力し、ERPモデルの移行、ITコストの上昇、AIの急速な進化などを乗り越えているかが明らかになりました。
レポートには以下の内容が含まれています:
- CIOとCFOは、自分たちが企業の基本的なテクノロジーに関する意思決定に責任を負っていると考えており、62%のCFOが「自分が責任者だ」と答え、46%のCIOも「自分が責任者だ」と答えました。
- すべてのCFOが、テクノロジー投資がビジネスに与える影響に満足しているわけではありません。IT投資がビジネス価値をもたらしていると考えるCFOはわずか19%で、中でもERPのアップグレードやマイグレーションはCFOにとって最も価値の低いものとされています(19%)。
- CFOとCIOは、お互いの「言語」を学ぶことに改善の余地があると考えています。CFOの94%は「CIOにもっとビジネスに精通してほしい」と考えており、CIOの88%は「CFOにもっと技術に精通してほしい」と考えています。
- CFOとCIOは、自分たちの関係が強化されたと感じています。調査回答者の92%が「4つの重点分野によって相手との関係が強化された」と回答しており、その結びつきはビジネスにおいてプラスの結果をもたらしています。