新年のご挨拶

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新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

年を開けるごとに世の中のデジタル化のスピードは加速しているように感じます。特に海外へ出ますと、スマートフォン一つでサバイバルしていることに気づかれることも多いのではないでしょうか?世の中がデジタル化していくことにより、ITが縁の下の力持ちから、フロントエンドでビジネスを支える存在になっていくことをうれしく思っております。

さて、Rimini Streetは日本支社を2014年3月にオープンしてから間もなく満5歳を迎えることになります。おかげさまで、順調にビジネスを拡大し、現在日本で約190社のお客様をサポートさせていただけるまでになりました。私たちは、お客様に育てていただいたご恩を忘れずに、本年も最高レベルのサポートをお客様に提供させていただくとともに、新しいお客様をお迎えしていきたいと思っております。

現在は、企業のITにとって難しい時期に差し掛かっているかと思っております。業界の壁が崩壊し、いままでと違った競業会社に対して戦略優位性を保つためにはITはなくてはならない武器となってきております。しかしながら、企業の屋台骨を支える基幹システムの多くが2025年から30年までの間に保守切れを起こします。基幹システムを提供するソフトウェアベンダーは、現在のバージョンまでに拡張を繰り返し、バックエンドシステムとしてはほぼ完成域へと達しているかと思います。各ベンダーは、保守を継続するために新製品への移行を促しますが、それにかかるコストをどのように正当化するかにご苦労されている企業も多いかと思います。また、バージョンアップ作業に社内のIT要員を割かれてしまい、本来デジタルビジネスに投資し、競争優位性を維持するためのイノベーションに人が割けない状況も作り出されてしまっています。

まさに今、ソフトウェアベンダーにこのような状況を作られてしまったことにより、企業は分かれ道のどちらを進むかの意思決定をしなくてはいけません。多くの企業にとって、本年は今まで通り、ソフトウェアベンダーによって定められたITロードマップ上を進むのか、それとも、各社のビジネス戦略に基づいた独自のITロードマップ上を進むのかの選択を行う年になるかと思います。

確かに、バックエンドシステムはベストプラクティス(最良慣行)の設定が可能であり、ベンダーロードマップ上を進んでいくのも正しい道であったかもしれません。しかしながら、ベストプラクティスの導入がERPの導入とともに完了した今、競争領域へのIT投入にIT資源(お金、要員)を投入するべきだと思っております。その時のロードマップをどのように考えるかが今後の企業戦略の要にもなるのではないでしょうか?

弊社は、本年もソフトウェア企業からのロックインを解除し、お客様が競合優位性を担保するためのITロードマップ上を歩まれるお手伝いをして参る所存です。SI企業の皆様とお話しさせていただくことも多いのですが、どの企業様もエンジニア不足が深刻な問題となっております。このまま意思決定を放置されますと、どちらの道も歩むことができない状況が待っています。本年は、意思決定をされるのに重要な年になるかと思います。

是非とも、皆様の会社の戦略をITにより強力にサポートされるためにも、投資対象の見直しをご検討ください。Rimini Streetは保守にかかわるコスト、および、IT人材を削減し、御社の進む道に必要なITへの再投資をお手伝いさせていただいております。激動の時代を生き抜くためにも、是非ともRimini Streetをご検討ください。

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