サードパーティによるサポートは、Oracle Databaseの顧客に大幅なコスト削減と高品質なサポートを提供し、組織がAI/MLやLLMの取り組みにリソースを集中できるよう支援します
(米国ラスベガス ─ 2025年11月4日) – エンタープライズソフトウェアのサポート、マネージドサービス、エージェンティックAI ERPイノベーションソリューションをエンドツーエンドで提供するグローバル企業であり、Oracle、SAP、VMwareソフトウェアに対する第三者保守サービスの主要なプロバイダーであるRimini Street, Inc. (Nasdaq: RMNI)は、Unisphere Researchが、200人以上のOracle Database管理者および実務者を対象に実施したグローバル調査『2025年版データベース戦略とサポートに関する調査 – 多様化と分散化の革命』の結果を発表しました。
Oracle Databaseの顧客が直面するサポートのコスト、品質、対応速度の課題
調査対象となったOracleデータベースの顧客の大多数が、Oracleが提供するサポートの対応速度や品質に継続的な不満を抱えており、63%が「サポートコストが高すぎる」と回答し、87%が「問題解決の遅さは自社にとってある程度問題、もしくはそれ以上の問題である」と回答、そしてわずか16%が、サポートを依頼した際に「最初に対応するOracleのエンジニアが非常に優秀である」と回答しました。このことが、問題解決までの時間がさらに遅れる要因となっています。さらに中には「必要なサポートや対応を受けるには、常により熟練したエンジニアへのエスカレーションが必要だ」と述べる人もいました。
サポートとコストの課題解決に向けて、サードパーティサポートの採用が拡大
今回の最新調査結果によると、サポート費用の即時削減や長期的かつ重大な問題への対応を目的として、より多くの組織が積極的にサードパーティサポートの導入に踏み切っていることが明らかになりました。現在すでにサードパーティのサポートパートナーを利用していると回答したのは25%で、さらに導入を検討中しているのは30%。特に注目されている導入分野として、クラウドデータベース管理(37%)、データ移行(36%)、パフォーマンスチューニング(34%)、バックアップおよびリカバリー(32%)が挙げられています。
リミニストリートのサポートソリューション部門シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるロドニー・ケニヨンは、次のように述べています。「Oracle Databaseを運用している組織にとって、信頼できるシステムの安定性、スピード、専門的なサポートは不可欠です。リミニストリートでは、平均20年以上の経験を持つ専任の一次サポートエンジニアによる、重大クリティカルな問題への10分以内の対応という業界最速水準を保証する体制を構築し、Oracle Database向けサードパーティサポートのグローバルリーダーとしての評価を築いてきました。総サポートコストを最大90%削減できるだけでなく、Hyundaiのような顧客企業は、当社のプロアクティブかつ手厚いサポートモデルにより、問題を迅速に解決し、パフォーマンスを最適化し、チームのリソースをイノベーションと成長に再配分できることを実感しています。」
大多数のOracle Database顧客が、Oracle外へのデータベース戦略を拡大中
多くのOracle Databaseユーザーが、高コスト(58%)や、Oracleプラットフォームにおけるサポートおよびイノベーションの不足(31%)を理由に、新規アプリケーションやリファクタリングされたアプリケーションにおいて、代替データベースの選択を進めています。その結果、調査回答者の77%が、過去36か月以内にOracle以外のデータベース上で新たなアプリケーションまたはデータセットを導入したと答えています。Oracleに加えて、59%がSQL Server、45%がMySQL、40%がPostgreSQL、28%がAmazon RDSを使用しています。
興味深いことに、調査回答者の47%が大規模言語モデル(LLM)へのネイティブ対応を望んでいる一方で、Oracleのバージョン19cおよび23aiにおいて、すでに統合およびネイティブサポートが提供されていることを知らないユーザーも多くいます。これにより、新機能を得るためだけに継続的なアップグレードや他のデータベースプロバイダーの導入を行う必要がなくなる可能性があります。
リミニストリートのリミニフェローであり、Oracleテクノロジー担当のロバート・フリーマンは、次のように述べています。「企業は、知能化された自動化を実現するために大規模機械学習モデルの活用に急いで取り組んでいます。しかし、その実現には、余計なコストやリスク、ビジネスへの混乱を伴う必要はありません。Oracle、オープンソース、その他多様なデータベースに対応したリミニストリートの幅広い専門知識・サービス・ソリューションによって、顧客は投資の価値を最大化し、より自由かつ柔軟で統制の取れた形でAIイノベーションを加速させることができます。」
『2025年版データベース戦略とサポートに関する調査 – 多様化と分散の革命』の全文は、こちらからダウンロードご覧いただけます。