
目次:
IT環境モダナイゼーションの課題
Rimini Connect™の登場
リミニストリートのソリューション
動画で詳しい解説を見る: 新ソリューション「Rimini ConnectTM」が実現するOracle製品のEOSL延命と投資価値最大化の方法とは?
IT環境モダナイゼーションの課題
今回は既存のERPシステムの延命には何を解決すればよいのかを考えてみましょう。ERPシステムの更改などライフサイクルはそれを利用している企業の経営戦略やITロードマップに従い実施したいところですが、通常はベンダーが決める製品のサポート期限の方が優先されます。ユーザー企業が苦労して自社の用途に合うようにカスタマイズし、安定させたERPやシステム基盤であっても、ベンダーが決めたサポート期限までに後継バージョンにアップグレードしなければならなかったり、サポートをなくすわけにはいかず、サポートレベルが下がることを覚悟でサポート期限後も使用し続けざるを得なかったりします。しかも、そのサポート費用は上がり続けます。
そこで、仮にサポートをベンダーから第三者保守ベンダーに切り替えた場合のことを考えてみましょう。リミニストリートのような第三者保守ベンダーであれば、ベンダーの保守期限が切れても最低15年間はベンダー以上の品質のSLAでサポート可能ですので、サポート期限を気にせず自社のITロードマップを描くことが可能になります。しかし、ERP製品やミドルウェア製品のアップグレードを半強制的にさせられる必要がなくなったとしても、周辺のインフラ、例えばサーバーハードウェアの更改に伴いOSを最新バージョンにアップグレードする必要があったり、社内共通インフラであるWebブラウザをアップグレードしなければならなかったりということは起こり得ます。その場合、既存ERP/ミドルウェアについて、最新のOSとの組み合わせ、最新のブラウザとの組み合わせ、最新の周辺ミドルウェアとの組み合わせはサポートが受けられるのでしょうか?
もちろん、リミニストリートはベンダーがサポートしない組み合わせであってもサポートしてきました。お客様が使って問題がないのであれば、サポートを引き受けます。実際、ベンダーがサポートしない組み合わせでも、動かしてみると問題なく動くことはよくあります。また、インストールの手順やOSの設定変更を行うことで、これまで通り使えることも多くあります。事実、リミニストリートの熟練した技術者集団や互換性の研究チームが提供してきた様々なノウハウで、ベンダーが教えてくれず、お客様自身もどうにもならなかった組み合わせを動かせた例は数多くあります。しかしOSやブラウザの仕様が最新バージョンで変更されてしまい、設定変更では対応できない場合はどうすればよいのでしょうか?
参考動画を視聴する:【発表】OSやブラウザのアップデートに縛られないITを実現する新ソリューション
Rimini Connect™の登場
その問題を解消するのがRimini ConnectTMです。リミニストリートは、既存のERPやミドルウェアと、最新のWebブラウザー/周辺アプリケーション/OSとの間にインタフェースの差異を吸収する独自のソリューションを様々なお客様に導入いただき、互換性の問題を解決してきました。Rimini ConnectTMは、それらを体系化した、業界で類を見ない、画期的なソリューション群です。これによってお客様は、IE11をChromeやEdgeのネイティブモードから使用したり、従来の通信プロトコルが変更され、旧バージョンのに従来のプロトコルでメールを送信したり、Red Hat Linux V3 をRHEL 7.xで動かしたりできるようになり、これまで以上に自由なITロードマップを描けるようになります。
このソリューションに興味があれば、ぜひWebinarをご覧ください。そして、ベンダーの制約がなくなり自社が保有するソフトウェアを自由に使い続けられることが貴社のITロードマップをより積極的なものにし、バージョンアップに煩わされていた予算と人員と時間をもっと戦略的なプロジェクトや活動に振り向けることができることの意味をお考え下さい。
動画で詳しい解説を見る: 新ソリューション「Rimini ConnectTM」が実現するOracle製品のEOSL延命と投資価値最大化の方法とは?
リミニストリートのソリューション
リミニストリートの製品サポートとマネージドサービスへの統合アプローチであるユニファイドソフトウェアサービスは、ERPシステムの管理、メンテナンス、マルチベンダーの監視と調整から貴社のITリソースを解放します。
リミニストリートはライセンスモデル、導入モデルを問わず、単に不具合を解決するだけでなく、根本原因分析や予防保全を一手に引き受けるプロバイダーです。
私たちは、初期応答時間のコミット、解決策の提供、解決までの進捗連絡頻度など、業界をリードするSLAに裏打ちされた、他にはないサービスレベルを提供することができます。
Rimini Connect™の概要はこちらのWebページでも確認いただけます。
本Blogに関するご質問などございましたら、ぜひこちらからお問い合わせください。
トピック:Oracle E-Business Suite, PeopleSoft, JD Edwards, Oracle Database, Oracle Fusion Middleware, ビジネス主導型ロードマップ