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EBS ERPライセンス保有企業はAMS, IaaS, 第三者保守によりシステムを延命

Jason Kotsaftis
2 分(想定読了時間)

2020年調査結果: 世界のオラクルEBSライセンス保有企業の行動を分析

今日、Oracle E-Business Suite(EBS)のライセンス保有企業の多くは、ソフトウェア・ベンダーが指示するサポート・ロードマップは高額であり、それに従うことで競争上の優位性が高まることはほとんどないと認識しています。それに従った結果、IT予算の90%を日常の運用コストに費やし、変革への取り組みに充てられるのはわずか10%ということになりかねません。1

オラクルのライセンス保有企業は、EBS の特定のリリース(12.0 以前、12.1、または 12.2)に応じて、もはやフルサポートを受けられないケースから、フルサポート維持のために継続的にアップデートを適用しなければならないケースまで、様々なサポート上の課題に直面しています2。これは企業のリソース割り当てと戦略の方向性の両方に大きな影響を与えており、多くのライセンス保有企業において、ベンダーサポートから得られる新たな価値が減少する一方、コストは増加し続けています。ガートナー社によれば「このような状況から、多くの企業はより低コストの第三者保守を求めるようになっている」とのことです3

Oracle EBS ライセンス保有者の多くは、ITロードマップを再定義し、戦略的なコントロールを取り戻し、ベンダーのスケジュールではなくビジネスニーズに基づいて進路を決定しています。これらの企業は、実績と革新性の双方を兼ね備えたアプローチを採用することで、ERPサポートの改善、日常業務の最適化、ビジネスにより多くの価値をもたらすクラウド戦略の導入を行っています。

2020年 世界のOracle EBSライセンス保有企業調査

IDGとのパートナーシップの下、リミニストリートは先日、Oracle E-Business Suiteのライセンス保有企業を対象としたグローバル調査を実施し、現行のOracle ERPのサポートモデルに適応するために企業が直面した主な課題や実行した戦略、EBSプラットフォームに関する将来計画などに関するデータと洞察を収集した。調査の結果、いくつかの重要な知見が得られたので、ここではそのうちの3つを紹介します。

知見1.
調査回答者(Oracle EBSライセンスを保有するIT部門)は、高額な年間保守・サポート費用とサポートサービスの質の低さに不満を持っています。

提言1.

現在貴社が支払う年間保守費用の価値を知りましょう。使用中のOracle EBSのリリースが貴社のビジネスニーズを満たしている場合、価値の低いサポートにも関わらずベンダーのサポート・スケジュールに追随するためだけのソフトウェア・アップグレードは望まず、必要もない可能性があるでしょう。貴社の支払いを減らしながら、安定した現行のERPをより長く稼働させ、より大きなビジネス・インパクトを生み出し、より迅速なERPサポートを第三者保守プロバイダーから得るという、もっとよい選択肢があります。貴社はこのようにして節約したコストを、より戦略的な取り組みに振り向けることができます。

知見2.

アップグレードを明確に計画しているEBSのお客様は少なく、アプリケーション・マネジメント・サービス(AMS)を活用して、ERPの寿命を延ばし、ITリソースを確保しています。

Oracle E-Business Suiteをお使いのお客様で、アプリケーションをアップグレードしなければならないと感じている企業はほとんどおらず、EBS 12.1以前のバージョンをお使いのお客様でアップグレードを明確に計画している企業は40%以下です。

12.2へのアップグレードの主な理由は、新機能の利用や機能強化よりも、サポート関連です。

同時に、Oracle EBSの顧客の3分の2以上が、現在AMSを利用して、Oracle EBSのERPアプリケーションの一部または全部の日常業務を外部委託しています。

提言2.

貴社が現在稼働中のOracle EBSリリースと、それがフルサポートされているか否かを理解してください。EBS 12.1へのアップグレードを計画している場合(例えばオラクル社のフルサポート期限である2021年12月2に基づいて)、この強制アップグレードを回避し、Oracle EBSの保守とサポートのコストを節約しつつ、しかも後日アップグレードする選択肢を温存可能な、第三者保守を検討しましょう。

ITリソースの確保が問題となる場合は、どのようにAMS for Oracle および第三者保守の統合サポートを活用して、ITのさらなる合理化と集中化を図れるかを理解する必要があります。貴社はこれらのサービスを組み合わせることで、ITを日常的なERPの運用から解放し、ビジネスインパクトが最も大きい戦略的な優先事項にさらに集中できるようにする、強力な変革者となることができます。

知見3.

Oracle EBSのライセンス保有企業の多くは、最大の価値と最小のリスクを得るために、オープンクラウドIaaSでホスティングを行い、EBSのクラウド化を始めています。

ERPをSaaSでリプレースした企業の2倍もの企業(30%)が、Oracle ERPの一部または全体をクラウド・ホスティング・プロバイダーに移行したと回答しています。既存のEBSソフトウェアをクラウド環境に移行(リフト&シフト)することで、前述のようなクラウド関連のメリットを得ると同時に、回答企業はハードウェア・インフラの老朽化に悩まされることなく、実績のある現行ソフトウェアリリースの寿命をさらに何年も延長することができます。

しかし、Oracle ERPの一部のSaaSへのリプレースを検討中、あるいは積極的に移行中、あるいはすでにリプレース済みの回答企業のうち、70%近くがOracle社のSaaSだけでなく、Oracle社以外のSaaSも選択しており、単一ベンダーではなくベスト・オブ・ブリードのアプローチを好んでいることがわかりました。

貴社はOracle ERPをSaaSに置き換えることについて、どのような計画をお持ちですか?

提言3.

最初のクラウド移行活動として、リスク抑止、およびCAPEX/OPEXの節約、ROIの持続的向上には、まずIaaSホスティングを導入し、それに第三者保守を組み合わせることで、実現します。これにより再導入なしに、ITインフラの運用を簡素化し、サポートを充実させることでITの俊敏性を向上させる一方、既存のEBS投資は無駄になりません。その後、競争力と戦略的なビジネスインパクトを得るために、将来無効になるディスカウントや一時的なクラウド・クレジットを超えるビジネスケースとして、Oracle EBS ERPの周辺にクラス最高のSaaSアプリケーションを追加することを検討してください。

Third-Party Support Puts You Back in Control of Your Oracle EBS ERP Roadmap第三者保守により、貴社はOracle EBS ERPのロードマップのコントロールを取り戻すことができます。

Oracle EBSのどのリリースを使用中かにかかわらず、独立系の第三者保守を受けることで、貴社は総保守コストを最大90%削減しつつ、安定し貴社がカスタマイズしたERPの寿命を、第三者保守への切り替え時点から15年以上保つことができます。また、ITロードマップのコントロールを取り戻し、ベンダースケジュールではなくビジネス上の優先度に合わせることができ、新たに得られる節約分をイノベーションと成長に投資することができます。

知見と提言の詳細については、2020年世界のオラクルEBS調査報告書の全文をご覧ください。

 


 

1 Gartner IT Key Metrics Data 2021:— Executive Summary,  18 December 2020

2 https://www.oracle.com/us/assets/lifetime-support-applications-069216.pdf and http://www.oracle.com/us/support/library/057419.pdf

3 Gartner Predicts 2020: Negotiate Software and Cloud Contracts to Manage Marketplace Growth and Reduce Legacy Costs, published 18 December 2019 – ID G00463732

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