フジテックがOracle Databaseの保守をリミニストリートに切り替え

ITコストの大幅削減によって次世代技術の導入を推進

ラスベガス発 2017年10月31日 -エンタープライズソフトウェア製品とサービスの世界的プロバイダーで、Oracle®およびSAP® ソフトウェアの第三者保守サポートにおいて業界をリードするリミニストリート(Nasdaq: RMNI)は、エレベータ・エスカレータの大手メーカーであるフジテック株式会社が、自社で活用するOracle Databaseの年間保守サポートを、ベンダーのサービスからリミニストリートに切り替えたことを発表いたします。
フジテックでは、リミニストリートに切り替えたことで、Oracleに支払っていた年間サポート料金を50%削減するとともに、より充実した迅速なサポートを受けることが出来るようになりました。また、現在安定して稼働しているOracle Database 10.2および11.2を、アップグレードをせずに今後少なくとも15年間にわたって引き続き利用することも可能になっています。さらに同社では、バーチャルリアリティ、モバイルアプリケーションの活用など戦略的なIT領域へ投資するため、データベースの保守にかかる制約から必要なリソースを解放すると同時に、システム全体をクラウド環境へ移行するプロジェクトを、継続的に進めることに成功しています。

コスト削減と投資効率の最大化

ここ数年、フジテックではIT分野における運用コストの削減と生産性の向上に重点的に取り組み、この戦略の一環として、ITインフラの多くをより費用対効果の高いプライベートクラウド環境へ移行するプロジェクトを順次進めています。しかしながら、中核として活用する大規模なデータベース環境を維持・運用するためには、依然として膨大な年間サポート費用と労力がかかることに変わりはありませんでした。

このコストの大半はセルフサポートにかかる費用で、これはフジテックが必要としているサポートがOracleからは提供されないことからやむなく発生するものでした。このように、Oracleに支払っていた高額な年間保守費用、ニーズを満たさないサービス、それを補うために自社内で多大な労働力が必要とされたことなどが重なり、同社では、サポート費用を削減でき、必要とするニーズを満たしてくれるような高品質なサポートが受けられる選択肢について検討を進めました。その結果採用したのが、リミニストリートの年間保守サービスでした。

フジテック株式会社 常務執行役員 情報システム部長の友岡賢二氏は次のように述べています。
「以前のIT予算を評価した際、Oracle Databaseのベンダー保守費用が突出していることが明らかになりました。そのためリミニストリートの独立系保守サービスの存在を知ったとき、選択肢は他にないと確信しました。年間のメンテナンス費用を即時に50%削減できるということが当社にとって大きなメリットであるのは自明ですし、今ではベンダーよりも迅速で包括的なサポートを受けることが出来ています。このコスト削減によって、様々な革新技術に対して新たに資金投入することも可能になりました。また、ITインフラの多くをクラウド環境へ移管してデジタル変革を推進しつつ、社内で開発した様々なアプリケーションを、今後も中核となるOracle Database上で長期にわたって利用できる環境も整いました」

従来とは比較にならないレベルのサポート

フジテックが保守のパートナーを評価するにあたって重要視したのは、担当のエンジニアと直接的にコミュニケーションが取れるという点でした。その点リミニストリートのサポートは、すべてのクライアントに対し平均10年以上の経験を持つシニア・レベルの専任プライマリー・サポート・エンジニア(PSE)が担当として指名されます。フジテックにも、同社のシステムを完全に把握したエンジニアが充てられ、従来Oracleから提供されていたコールセンター方式とは一線を画したサポートを受けています。リミニストリートのPSEは、24時間365日にわたってあらゆる問題に対処するためのサポートを行っており、すべてのクライアントに業界トップクラスのSLAを確保し、重大なケースでは15分以内の応答時間を保証しています。

フジテックの友岡氏は、リミニストリートのサポート品質についてさらに次にように語っています。
「リミニストリートの保守サポートの最大の魅力は、サポートするエンジニアの顔がしっかりと見えているという点です。大手ベンダーの保守では複数のエンジニアが存在し、その多くが新人レベルであるなど、問題を解決へと導いてくれる責任者の所在が明確ではありませんでした。その点リミニストリートは、当社担当のサポートエンジニアが窓口となり、多くのエンジニアが一丸となって、私たちが満足するまでしっかりと問題解決にあたってくれます。私たちのビジネスの推進のために、従業員すべての力を注いでくれる企業の姿勢は、これまでOracleのサービスでは感じたことがなく、当事者の感覚で仕事をしてくれるエンジニアには感動すら覚えます」

日本リミニストリート株式会社 北東アジア総括ジェネラルマネージャー 兼 日本支社長の脇阪順雄は次のように述べています
「日本企業のCIOの皆さんには、組織の成長戦略に向けて、コストを抑えると同時に効率性を高めていくためのデジタル変革を推進していかなければならないという任務が課せられています。フジテック様は、Oracle Databaseの保守サポートをリミニストリートに切り替えたことで、クラウドインフラの活用など戦略分野に投資を振り分けることができるようになりました。多くの受賞歴を持つリミニストリートのサポートをご活用いただければ、すべての企業様がフジテック様と同様に、現在運用中の中核業務システムを少なくとも今後15年間利用し続けていただくことが可能になるのです」

 

リミニストリートについて

リミニストリート(Nasdaq: RMNI)は、エンタープライズソフトウェア製品とサービスのグローバルプロバイダーであり、OracleおよびSAPのソフトウェア製品に対する第三者保守サポートにおいて業界をリードしており、またSalesforceのパートナー企業でもあります。リミニストリートは、エンタープライズソフトウェアライセンシーにおいて、大幅にコストを削減し、イノベーションのためにリソースを解放し、より良好な業績結果を達成することが可能となる、プレミアムで、非常に応答性が高い、統合型のアプリケーション管理およびサポートサービスを提供しています。今日までに業界を問わず、フォーチュン500およびフォーチュングローバル100企業、中堅企業、公共セクター組織等を含む3,500社以上の顧客が、信頼できるアプリケーションエンタープライズソフトウェア製品とサービスのプロバイダーとして、リミニストリートにサポートを委託しています。詳細は、 https://www.riministreet.com/jp/ をご覧ください。またTwitter(@riministreet)、FacebookLinkedIn でリミニストリートをフォローしてください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、過去に関する事実ではなく、1995年米国民事証券訴訟改革法のセーフハーバー規定に定義する将来見通しに関する記述が含まれています。通常、将来見通しに関する記述には、「かもしれない」、「はずだ」、「だろう」、「計画する」、「意図する」、「予知する」、「考える」、「推定する」、「予測する」、「可能性」、「思われる」、「求める」、「継続する」、「将来」、「~する」、「期待する」、「見通し」などの単語や、その他類似の語句や表現が使用されます。本プレスリリースで後述する株式の公募引受により調達した資金の使途予定についてのリミニストリートの予想に関する記述は、全て将来見通しに関する記述です。これらの記述は、リミニストリートのビジネスに関連する多くのリスクおよび不確実性に左右されるものであり、実際の結果は大きく異なる可能性があります。これらのリスクおよび不確実性としては次のもの(ただしこれらには限定されない)が挙げられます。COVID-19のパンデミックの期間と当社の事業に与える経済的、業務的、財務的影響およびCOVID-19のパンデミックに対する政府当局、顧客または他者の対策。当社の事業、または当社の現在および将来の顧客の事業を混乱させる破局的な出来事、リミニストリートが活動するビジネス環境における変化(リミニストリートが活動する業界に影響を与えるインフレや金利、一般的な財務、経済、規制、および政治的な状況などを含む)。既存訴訟、政府当局による調査、又は新規訴訟における不利な展開。好条件で追加のエクイティ又はデットファイナンスによる資金調達の必要性および可能性と当社が成長するための取り組みとして、投資の増加に資金を提供するために、事業からキャッシュフローを生み出す能力。当社の流動性の基準を満たす現金および現金同等物の充足性。シリーズA優先株(13.00%)の条件および影響。税金、法律、および規制の改正。競合製品と価格設定。増益管理の困難性。近い将来に展開することが期待されている製品およびサービスに追加して、直近に発表した製品およびサービス(Application Management Service(AMS)、Rimini Street Advanced Database SecurityおよびSalesforce Sales Cloud並びにService Cloud製品に関するサービス等を含む)の顧客の採用。リミニストリートの経営陣の終任。リミニストリートの株式の長期的な価値の不確実性。リミニストリートが2020年8月5日に証券取引委員会に提出したリミニストリートのForm 10-Qによる四半期報告書の「Risk Factors」および2020年8月18日に終了したリミニストリートの普通株式の公募引受に関する2020年8月14日付の目論見書補完書類に記載している事項、および適宜それら事項についてリミニストリートがSECに提出するその他書面に更新される事項。さらに、将来見通しに関する記述には、本プレスリリースの発表時点でのリミニストリートの将来の事象に関する期待、計画、または予測、および考えが示されています。リミニストリートは、後発事象や今後の進展がリミニストリートの評価を変える原因になると予想しています。ただし、リミニストリートは、これらの将来見通しに関する記述を将来のある時点で更新することを選択する可能性がある一方で、法律で要求されていない限り、そのような義務を明示的に否認いたします。これらの将来見通しに関する記述は、本プレスリリース発行日後の時点におけるリミニストリートの評価を表すものとして依拠されるべきではありません。

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