米 Superior Uniform GroupがSAPプラットフォームの保守サポートをリミニストリートに切り替え

カスタマイズしたSAP ERPを利用する米国有数の制服アパレルメーカー、 S/4HANAへのアップグレードに投資効果はないと判断

ラスベガス、201797 – Oracle®およびSAP®などエンタープライズソフトウェア向けの独立系保守サービスを提供するグローバルリーディングカンパニーのリミニストリートは、高品質の制服やイメージアパレルの製造、販売で米国でも有数の知名度を誇るSuperior Uniform Group(NASDAQ:SGC)が、SAP ECC 6システムおよびSAPのApparel and Footwear Solution(AFS)の保守サポートをリミニストリートに切り替えたことを発表しました。Superior Uniformでは、これまで約20年にわたり、カスタマイズを施しながらSAPのシステムを運用してきましたが、カスタマイズした部分については、SAPから十分な保守サポートを受けることが出来ませんでした。しかし、保守サポートをリミニストリートに切り替えた結果、保守費用の大幅なコスト削減を実現できただけでなく、これまで以上の包括的なサポートが受けられるようになり、カスタマイズ部分についても、追加コストなしで完全なサポートが受けることが可能になっています。さらに、機能が豊富で安定したSAP環境を、最低でも15年間はアップグレードせずに使い続けられるようになりました。

投資効果を期待できないS/4HANAへのアップグレード

Superior Uniformは、S/4HANAへの移行を検討しませんでした。これは、SAPのFashion Management Solution (FMS) for S/4HANAでは、カスタマイズを施した現行のAFSと同等の豊富な機能が利用できないことが理由でした。たとえば、Superior Uniformのシステムで特に複雑なカスタマイズが行われている機能として製品の置換プロセスがあります。このプロセスでは、衣服のサイズやロゴIDなど、それぞれの注文内容の情報が倉庫に送られることで、個々の製品が特定でき、顧客の注文にタイムリーに応じることが可能になっています。このように、既存のSAP環境が十分に成熟し、安定して稼働する状態にある同社では、S/4HANAへの大規模な移行に何ら価値を見出すことができませんでした。もしアップグレードを行えば、現状のビジネスプロセスを阻害し、売上に影響が生じるリスクがあるからです。期待できるROIも不透明でした。

Superior UniformのCIO、Mark Decker氏は次のように語っています。
「当社にはS/4HANAへ移行する必要はありませんでした。現状と同等の必要な機能を利用できなくなってしまうからです。このため、当社は、SoR (system of record) として現行のSAP ERPを維持する方針を採ることにしました。そして、リミニストリートのサービスモデルを検討する過程で、AFSを利用しているリミニストリートのユーザー企業を訪問して状況をヒアリングしました。この結果、問題はすべて解消されました。さらに削減できた分のコストは投資すべき本来のビジネスに回すことができるようになり、結果として大きな成果につながっています。Superior Uniformは株式公開会社です。経営陣は、このコスト削減が1株当たり利益にもたらしたプラスの効果を大変喜ばしく思っています。また、リミニストリートが提供するサポートは、これまでSAPから受けていたサービスと比べて格段に充実しています」

他のリミニストリートのお客様と同様に、Superior Uniformにも専任のサポートエンジニア(PSE)が割り当てられて、24時間365日体制で、あるゆる問題の対応にあたっています。各PSEは、SAPのアプリケーションとテクノロジーについて平均で15年の経験を有しています。さらに、業界をリードするリミニストリートのSLAでは、緊急対応を要するケースで15分以内の応答を保証しています。

リミニストリートのCEO、Seth Ravinは次のように述べています。
「S/4HANAと比べ、機能豊富な現行のSAP ERPリリースのほうが自社のビジネス要件を満たしている場合が多く、コストやリソース、時間を大量にかけてS/4HANAへと移行する理由は見当たりません。Superior Uniform様での判断も、SAPを利用している多くのお客様と同様でした。同社が当初、リミニストリートに求めていたのはコストの削減でした。しかし、当社の提供するプレミアレベルのサービスモデルは、カスタマイズ部分の重要なコードのサポートを追加費用なしで受けられる点や、専任のサポートエンジニアが割り当てられるといった点などを含め、これまでSAPから受けていたサービスよりはるかに優れているとすぐに認識していただくことができました。現行のエンタープライズソフトウェアシステムの保守サポートにかけているコストの大部分を、より戦略的な取り組みに振り向けることで企業の成長を支え、競合他社に対し優位な地位を確保して、既存のIT投資の価値を最大化する。このような取り組みを行っているお客様をリミニストリートは世界中でサポートしています」

SAPを導入されているお客様がご利用になれるサポートサービスの詳細については、こちらご覧ください。

リミニストリートについて

リミニストリート(Nasdaq: RMNI)は、エンタープライズソフトウェア製品とサービスのグローバルプロバイダーであり、OracleおよびSAPのソフトウェア製品に対する第三者保守サポートにおいて業界をリードしており、またSalesforceのパートナー企業でもあります。リミニストリートは、エンタープライズソフトウェアライセンシーにおいて、大幅にコストを削減し、イノベーションのためにリソースを解放し、より良好な業績結果を達成することが可能となる、プレミアムで、非常に応答性が高い、統合型のアプリケーション管理およびサポートサービスを提供しています。今日までに業界を問わず、フォーチュン500およびフォーチュングローバル100企業、中堅企業、公共セクター組織等を含む3,500社以上の顧客が、信頼できるアプリケーションエンタープライズソフトウェア製品とサービスのプロバイダーとして、リミニストリートにサポートを委託しています。詳細は、 https://www.riministreet.com/jp/ をご覧ください。またTwitter(@riministreet)、FacebookLinkedIn でリミニストリートをフォローしてください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、過去に関する事実ではなく、1995年米国民事証券訴訟改革法のセーフハーバー規定に定義する将来見通しに関する記述が含まれています。通常、将来見通しに関する記述には、「かもしれない」、「はずだ」、「だろう」、「計画する」、「意図する」、「予知する」、「考える」、「推定する」、「予測する」、「可能性」、「思われる」、「求める」、「継続する」、「将来」、「~する」、「期待する」、「見通し」などの単語や、その他類似の語句や表現が使用されます。本プレスリリースで後述する株式の公募引受により調達した資金の使途予定についてのリミニストリートの予想に関する記述は、全て将来見通しに関する記述です。これらの記述は、リミニストリートのビジネスに関連する多くのリスクおよび不確実性に左右されるものであり、実際の結果は大きく異なる可能性があります。これらのリスクおよび不確実性としては次のもの(ただしこれらには限定されない)が挙げられます。COVID-19のパンデミックの期間と当社の事業に与える経済的、業務的、財務的影響およびCOVID-19のパンデミックに対する政府当局、顧客または他者の対策。当社の事業、または当社の現在および将来の顧客の事業を混乱させる破局的な出来事、リミニストリートが活動するビジネス環境における変化(リミニストリートが活動する業界に影響を与えるインフレや金利、一般的な財務、経済、規制、および政治的な状況などを含む)。既存訴訟、政府当局による調査、又は新規訴訟における不利な展開。好条件で追加のエクイティ又はデットファイナンスによる資金調達の必要性および可能性と当社が成長するための取り組みとして、投資の増加に資金を提供するために、事業からキャッシュフローを生み出す能力。当社の流動性の基準を満たす現金および現金同等物の充足性。シリーズA優先株(13.00%)の条件および影響。税金、法律、および規制の改正。競合製品と価格設定。増益管理の困難性。近い将来に展開することが期待されている製品およびサービスに追加して、直近に発表した製品およびサービス(Application Management Service(AMS)、Rimini Street Advanced Database SecurityおよびSalesforce Sales Cloud並びにService Cloud製品に関するサービス等を含む)の顧客の採用。リミニストリートの経営陣の終任。リミニストリートの株式の長期的な価値の不確実性。リミニストリートが2020年8月5日に証券取引委員会に提出したリミニストリートのForm 10-Qによる四半期報告書の「Risk Factors」および2020年8月18日に終了したリミニストリートの普通株式の公募引受に関する2020年8月14日付の目論見書補完書類に記載している事項、および適宜それら事項についてリミニストリートがSECに提出するその他書面に更新される事項。さらに、将来見通しに関する記述には、本プレスリリースの発表時点でのリミニストリートの将来の事象に関する期待、計画、または予測、および考えが示されています。リミニストリートは、後発事象や今後の進展がリミニストリートの評価を変える原因になると予想しています。ただし、リミニストリートは、これらの将来見通しに関する記述を将来のある時点で更新することを選択する可能性がある一方で、法律で要求されていない限り、そのような義務を明示的に否認いたします。これらの将来見通しに関する記述は、本プレスリリース発行日後の時点におけるリミニストリートの評価を表すものとして依拠されるべきではありません。

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